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フルアコの弦交換

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フルアコの弦交換

ここでは、Jazzでよく用いられるフルアコ型(Gibson ES-175レプリカ)ギターの弦交換方法を説明します。
 ヘッドの両側に3対3でペグのあるタイプなら、どんなメーカーのギターにも応用できます(ギブソン・レスポールやSG、ポール・リード・スミス、果てはフォークギターなどもOK)


ポイント

フルアコの場合は、ブリッジの台座がボディに乗っているだけの構造なので、弦をゆるめるとスポッと落ちてしまいます。
そこで、今回は、古い6弦だけ残してブリッジをずれないように押さえておいて、5弦、4弦を交換し終えたら、次に6弦を交換するという方法にしました。
6弦だけになった図 | テールピース側の状態

用意するもの

下準備

まず、5弦から1弦までを緩めます(ダランダランになるまで)
緩んだらボールエンド(弦の終端部分)をテールピースから外します。
次に、ヘッドのストリングポストに巻かれている弦を取り除きます。
切った弦は丸く束ねて袋に入れ、燃えないゴミに出しましょう。
それでは、6弦だけが残った状態から弦の交換を始めてみましょう。

1. 巻きしろを確保する
string01

テールピースにボールエンド(弦の終端部)を引っ掛けたら、ブリッジにしっかり乗せて5弦ポストまで弦を引っ張り位置出しをします。
右利きの人は右指で弦をつまんで、5弦ポストで決まった位置をそのまま6弦ポストに移動します。 と同時に、5弦部分を左手の指で押さえます(写真)
これで、弦長+巻きしろを確保できました。 巻き始め位置 = 弦長 + 巻きしろ となります。


2.弦を穴に通す
string02

巻き始め位置を右に持ち替えてしっかりつまんで、穴に通します。
弦が入りやすいように、ストリングポストの穴の向きを調整しておくと良いです。


3. 張った弦の下に弦をくぐらせる
string03

巻き始め位置よりあとの部分(余り)を時計回りに張った弦の下にくぐらせます。
ヘッドの反対側(3-2-1弦)だと対称的に反時計周りになります。


4. くぐらせた弦を今度は上に曲げる
string04

これが何を意味しているか分かったら、あなたは天才です。
弦を巻くことによって、巻き始め部分が弦を締め付けるという方式です。
ワイルドなベンディングをしてもチューニングの狂いは少なくなるようです。


5. 弦を巻きます
string05

5gen-up

あとは巻くだけですが、右手は必ずポスト付近で押さえつけるようにして巻きます。 巻いた弦の上に弦を重ねて巻かないように注意しよう(縦一列に並ぶように)

  写真のようなストリングワインダーがあれば一気に巻き上げて、弦がテンションを持ち始めてきたらいったん止めて、速度を落として巻きます。 誤って指まで巻いてしまわないように十分注意しましょう。→いないって(笑)

フレットに弦がくっつかなくなるまで巻きます。

巻き始め部分がしっかり締められている(写真下)


6. 余った部分をカットする
string06

最後まで巻き終えたら、余って飛び出た弦をカットしましょう。
飛び出したままの弦は、自分や仲間の目に刺さる恐れがあり非常に危険です。 カットする位置は、写真のようにストリングポストの頭にニッパーをあてて切れば良い。
続けて、4弦を巻き、残して置いた6弦を外した後、6弦も交換します。


7. 3弦のほうはこんな感じ
string07

string08

参考までに3弦はこのように巻きます。
弦を穴に通して反時計回りに半周巻いた後、張った弦の下をくぐらせて上に曲げます(写真上)
3弦を巻き終わった(写真下) 6弦、5弦、4弦とちょうど対照的になります。


8. 全部巻き終えたところ
string09

これで6弦全部巻き終わりました。 余った部分は安全のため全てカットしておきましょう。

次は楽器で最も大切なチューニングに移ります。 チューニングはページを改めて説明します。



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